「伝えるデザインの基礎」について!part2
2022/04/05 デザイン
はじめまして。
Indigo新人デザイナーの笠原です。
これからたくさん知識をつけていき、それをデザインにしっかり落とし込めるようになっていきたいと思います。
前回の伊藤くんの投稿に引き続き、レイアウトについて学んだことをアウトプットしていきたいと思います。
前回のおさらい
まずは前回のおさらいから
・グラフィックデザインの目的は「情報の整理」と「視線誘導」。その目的達成のために紙面に要素を配置していく。
・レイアウトの2大要素は「テキスト」と「図版」
・テキストの5つの役割を整理すると読みやすく、分かりやすくなる!
前回はテキストのレイアウトについて掘り下げましたので、今回は図版のレイアウトについてと文字の書体について話していきたいと思います。
図版(ずはん)とは?
大きく分けてこの5つ!
・写真(A)
・イラスト(B)
・グラフ・チャート(C)
・地図(D)
・表組み(E)
それぞれの役割と基本的な扱い方はこちら。
それぞれに役割があることが分かります。実際の使用例を見てみましょう。

写真とイラストが組み合わされており、場所の雰囲気や食べ物の魅力が伝わってきます。
伝える内容によってどの図版が適しているのか考えて使い分けることで、より伝わりやすくなりますね。
最近ではグラフとイラストを組み合わせたインフォグラフィックスもよく目にしますね。
情報要素にもなれば、装飾要素にもなる。図版って奥深いですね。
フォントについて
テキストの配置や図版の使用の他にフォントでも読者に与える印象は変わります。ここで一度、文字の書体についても触れたいと思います。
書体の分類
明朝系・セリフ系・・・繊細、上品、高級、知的、伝統、格調
ゴシック系・サンセリフ系・・・モダン、信頼、力強さ、シンプル、現代的、カジュアル
ファンシー系・スクリプト系・・・ユニーク、個性的、親しみ、モダン、レトロなどデザインによって印象が変わる
実際にフォントを並べて比べてみました。
見たときの印象が全然違いますよね。笑
情報に沿ったフォントを使うことで、読みやすさ、訴求力があがります。
フォント選びを間違えると相手に意図していなかった印象を与えてしまう可能性もありますので、フォントの選び方もとても重要ですね。
まとめ
今回は図版と書体について掘り下げました。
・図版は写真、イラスト、グラフ・チャート、地図、表組みに分けられ、それぞれに役割がある。
・書体の使い方で読者に与える印象が変わる。
どちらも使い方次第で情報をより伝わりやすくすることができます。
図版のレイアウト、フォント選び、これから極めていきたいです。
それではまた!