印刷方法についてお勉強しました
2021/02/12 デザインこんにちは!牧山です。
今回は前回の投稿( 印刷物のカラー指定についてお勉強しました )に続き、印刷方法についてまとめたいと思います!
印刷といっても様々な方法がありました。
- オフセット印刷
- オンデマンド印刷
- 孔版印刷
- 凸版印刷
- 凹版印刷
それぞれ印刷方法に特徴があり、それぞれのメリットを生かして使い分けをする必要があります!
オフセット印刷
版の上にインキをのせ、一度ブランケットにうつし、紙に転写する方法です!
版を作るので、一度版を作ってしまえば破損するまで同じ品質のものを何度も印刷することができることと、大量に印刷するときにコストを抑えることができます^^
向いていること
- 大部数を印刷するときに向いている
- 高品質
- いろんなものをプロセスカラー印刷できる
向いていないこと
- 小ロットの場合は割高になってしまう
- 製版するため、少し時間がかかる
オンデマンド印刷
版を作らず、直接インクを紙に吹き付ける方法です!
版を作成せずに印刷できるため、小ロットの際にスピーディーな対応&コストを削減できます^^
向いていること
- 小ロット向き
- 製版する必要がないため、早く仕上がる
向いていないこと
- アミ再現ができない
- 凹凸のある紙に向かない
- 大ロットの対応は向いていない
- 細かい文字は滲む可能性がある
孔版印刷
スクリーン印刷と呼ばれるものです!
版に穴をあけ、そこにインクを通し印刷する方法です^^
向いていること
- インキ層が厚いため、耐光性に優れる。屋外に長期掲載するものに向いている(車のステッカーとか)。
- 瓶やコップのような円筒形円錐形・曲面にも印刷できる
向いていないこと
- 細かいものを印刷するときには適していない
- プロセスカラーの表現も苦手
凸版印刷
版に凸がついており、そこにインクを載せ、紙に転写するという、ハンコみたいなイメージの印刷方法です^^
向いていること
- 文字の印刷に適している(新聞や、文字中心の雑誌とか)
向いていないこと
- プロセスカラー、網点を表現できない
凹版印刷
削り込みを入れた版にインクを載せ、一度拭き取り、削り込みに残ったインクを紙に転写する方法です^^
グラビア印刷と呼ばれるそうです。
向いていること
- 細密な印刷が可能
- ポリ袋の印刷に用いられる
向いていないこと
- 版の制作費が効果
- 小ロット対応できない
一言に印刷する といっても様々な印刷方法があることを知りました!
印刷方法によって、できること、できないことがあるんですね( ´ ▽ ` )
また色の指定とかも変わってくることを知りました。
学んでて印刷の方法により出来上がりに違いが出て、面白いな〜!と感じました。
孔版印刷(スクリーン印刷)で、自分で布に印刷している記事を見たりして、やってみたいなぁと!
あと印刷工場見学とかあったら是非行ってみたいです✨
それでは!