DTPで扱う画像形式について

2021/02/19 デザイン

こんにちは!牧山です^^
先日DTPで扱う画像形式について勉強しました✨

その際に学んだことをまとめます!

DTPで扱う画像には、

  • jpeg
  • tif
  • png
  • eps
  • psd

のファイル形式があります!
それぞれに特徴があり、場合により使い分けをしていきます^^

 

JPEG

  1. デジカメで広く利用されていて、ファイルサイズが小さく受け渡しに便利
  2. 非可逆圧縮のため、保存を繰り返すと荒れる
  3. フルカラーを再現できる

 

TIF

  1. Mac・Windowsで利用可能
  2. データサイズが重い
  3. 保存時に圧縮形式を選べる

 

PNG

  1. 保存しても劣化しない
  2. 透明を扱える
  3. フルカラーを再現できる

 

EPS

  1. パス情報を保持できる
  2. フルカラーを再現できる

 

PSD

  1. いろんなファイル形式を扱える
  2. 画質を劣化させない
  3. 別ソフトとの連携(イラレ・インデザ)もスムーズで、作業効率が良い
  4. レイヤー情報を保持できる
  5. 印刷用の出力に問題が発生しない

 

DTPデザインをする際の画像素材データは、EPS または PSDデータ を使うことが多いです。

EPSデータは透過したデータで保存できないため、切り抜きの画像とかはPSDデータで保存します。

印刷に回す場合は、

  • ファイルサイズを抑える
  • 印刷時のトラブルを防ぐ

ためにPSDのレイヤーは統合(1つにまとめる)して配置します。

 

 

カメラマンとデザイナーのやりとり

Indigoでは、デザインで使用する画像は基本素材は使わず、撮影を行います^^

撮影を行う前に

  • ラフを渡し、意図を伝える
  • サイズを伝える

また撮影を行う際には

  • 撮影に立ち会う
  • 写真を一緒に選定する

といったことが大事で、コミュニケーションを取りながら撮影をすることで、制作物に合う写真を撮ることができます^^

 

カメラマンから撮影した画像データを受け取ると、デザイナーは

  • 補正・レタッチ
  • 解像度を確認・変更
  • カラーモード変換(RGB→CMYK)
  • 各拡張子にて保存

を行います。
上記の作業が終わったらデザインデータに入れ込み、制作物を完成させていきます^^

 

まとめ

EPSという形式はDTPデザインをするようになってから知ったファイル形式でした!

またDTPで扱う画像素材については、以下のことを注意するようになりました。

  • RGB → CMYK に変換する
  • 解像度を300dpi または 350dpi〜になっていることを確認する

Webでは RGB で、解像度72dpi で使うので、違いがあります^^

気をつけないとガサガサの画質が悪い画像になってしまったり、印刷時のトラブルの元になってしまうので、気をつけます!

それでは^^

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