印刷物のカラー指定についてお勉強しました
2021/02/10 デザインこんにちは!牧山です。
県独自の緊急事態宣言が解除され、今週から通常出社に戻りました^^
解除されたとはいえ、油断せず、手洗い・うがい・消毒!を心がけております✨
さて、Indigoの入社して、紙もののデザインを行うようになりましたが、紙もののデザインでは、Webとカラー指定が異なります。
先日、社長より印刷方法とカラーについて、レクチャーがありましたので、今回は学んだカラーについてのレクチャーをまとめたいと思います^^!
WebとDTP(紙もの)デザインのカラー指定の違いって?
- Webデザイン・・・RGB、またはカラーコード指定
- DTPデザイン・・・CMYKのプロセスカラー、または特色(スポットカラー)指定
の違いがあります^^
RGBはCMYKより広い色彩を再現できるそうです。
印刷物はCMYKのインク(もしくは特色インク)を使い、印刷されるため、もしRGBでデータを作成してしまうと、仕上がりに差異が生まれてしまいます。
今までWebデザインを作るときにオレンジ枠部分のカラーピッカーの中から色を選んでいました。
しかし、その方法だとCMYKの数値が半端になってしまいます💦
ウィンドウ>カラー から、↑の画面を出し、数値を入力してカラーを選択するようになりました^^
プロセスカラーと特色(スポットカラー)とは
わたしが知らなかった知識は、この特色(スポットカラー)の存在です!
特色は、CMYKで再現するのではなく、あらかじめ色が調合されたインクのことです。
■主要なインクメーカー
- DIC – 旧称「大日本インキ化学工業」
- 東洋インキSCホールディングス – 旧称「東洋インキ製造」
- PANTONE
wikipediaより
デザイン作成を行うときは、イラレのスウォッチライブラリの中に用意されています^^
(右下に白い三角がついているものは特色指定になります)
また、メーカーにより↑のようなカラー見本が用意されているので、それを見ながら色を選んでいきます!
実際に印刷されたものと、ディスプレイで見るものには若干差異があります。
印刷したイメージを想像しながら、デザイン作成する必要がありますね!
プロセスカラーと特色(スポットカラー)の使い分けについて
- プロセスカラーでは表現できない色を使う時や、ゴールド、メタリック、パステル、蛍光色を使いたいとき
- ロゴなど、厳格な色指定が必要な時(プロセスカラーだと仕上がりの色が変わってしまう可能性がある)
- 印刷方法によって特色を使用したほうがよいことがある(版の数を抑えられる)
まとめ
紙もののデザインは印刷方法もさまざまな種類があり、色指定についてまだつまづく点もありますが、
プロセスカラーと特色(スポットカラー)の違いや、使い分けについて学ぶことができました^^!
デザインのイメージと、実際の仕上がりに差異がないよう、色や印刷方法について理解を深め、よりクオリティの高いデザインを提供していけたらなと思っております!
印刷方法の種類についても学びましたので、また後日まとめたいと思います
それでは!